ステップアップ 行政書士資格

ステップアップのための行政書士資格

05ステップアップのための行政書士資格

◎ステップアップのための行政書士資格

行政書士試験を受験する方のうち、「行政書士」だけを目指して受験する方は、
実はあまりいないようです。

法学部や法学を学んだ人が、腕試しとして受験したり…
他の士業を目指している人が、ワンステップ目の資格として受験したり…
すでに他の士業の資格を有している人が、業務の幅を広げるために取得したり…

このように色んな風に使われているのが行政書士の資格なのです。

もう少し具体的に説明していきましょう。

【社会保険労務士のワンステップ目としての行政書士資格】
社会保険労務士という士業をご存知でしょうか?
雇用や社会保険についての専門家です。
最近、テレビでも良く見かけるようになりましたね。

高齢化や非正規雇用が問題となっている現代社会…
このような問題のプロフェッショナルで、収入もある程度高い
社会保険労務士は、非常に人気のある資格です。
しかし受験資格に制限があるのです。
受験資格にはいろいろありますが、代表的なものは大卒です。
高卒や中卒では、直接目指せないのです。

しかし社会保険労務士の受験資格の一つとして、
行政書士となる資格を有すること、という条件があるのです。
高卒であっても行政書士試験に合格することで、
社会保険労務士試験の受験資格を取得できるわけです。

【法科大学院生の腕試し】
法曹を目指して実務法学の高等教育を受けているのが、法科大学院生です。

司法試験を目指している彼らが、腕試しとして行政書士試験を受験しているのです。
行政書士試験の試験範囲のうち…
民法・行政法・憲法・基礎法学・商法は、司法試験の科目とかぶっています。
このような理由で、腕試しに使われているのでしょうね。

法学部でも腕試しにチャレンジしている人がいるようです。

【他の士業との組み合わせ】
行政書士資格は単体ではあまり稼げない資格だ、と言われています。
土地家屋調査士や社会保険労務士など、他の士業の資格と組み合わせることで、
幅広い仕事をこなすことができるようになります。

そのため他の士業の資格を有している人が、
仕事の幅を広げるために行政書士試験を受けている場合も多いのです。

行政書士試験を受験するといっても、目的は様々なのですね。

 

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06行政書士になるには

 

◎行政書士になるには

行政書士になるには3つの方法があります。

【他の士業となることができる資格を有している】
弁護士・公認会計士・税理士・弁理士となる資格を有する者は、
行政書士となることができます。

行政書士は、法律系の国家資格の登竜門だと言われているのも、
このような仕組みを見ると頷けますね。

【20年以上公務員として行政事務に従事した者】
単なる事務の補助などは含まれません。
ある程度責任のある立場で仕事をしている必要があります。

このルートを経由して行政書士となっている人も、一定数いるようです。
登録だけ済ませて働いていない場合も多く、
「行政書士の年収の低下の一要因になっている」
との指摘もあるようです。

税理士の世界でも、税務署アガリの方が大勢税理士となっています。
この制度には問題があると一部で批判されています。

【行政書士試験に合格した者】
このルートがメジャーですね。

行政書士試験には、受験資格についての制限はありません。
年齢や性別・学歴に関係なく受験することが可能です。

一部の士業では、厳しい受験資格が課せられている場合も多いので、
このような仕組みはうれしいですね。

なお未成年は、試験を受けることは可能です。
しかし行政書士となる資格は与えられていませんので、
行政書士となることはできません。

◎行政書士となる資格を取得した後…

以上のいずれか3つの条件を満たしたら、当然に行政書士を名乗っていいのか…
そういうわけにはいきません。

試験に合格しただけでは、行政書士とは名乗れないのです。

行政書士となるためには、行政書士となるための資格を取得した後、
行政書士会連合会の行政書士名簿に、登録してもらう必要があるのです。
登録料や会費を併せて徴収されます。

行政書士会を脱退すると、行政書士の仕事を継続できません。
行政書士会は事実上の強制加入団体なのですね。

他の士業も弁護士会や司法書士会など、
それぞれの会に加入しなければ業務を行えません。
士業が公益性が高いから一定の制限があるのですね。

なお平成21年現在、登録しているのは全国で40000名弱となっています。
意外と少ないですね。

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